パートナーに浮気されない5つの科学的アプローチ:心理学で守る愛のかたち

スマートフォンを見つめる男性と、それを疑うような表情で見つめる女性の様子。浮気や不信感を示唆するシーン。 外見コンプレックス

はじめに

「なんか最近、恋人がスマホをよく隠すようになった」
「SNSで“元カノ”とつながってるって知って、不安になった」

恋人やパートナーの浮気を心配したことがある人は少なくないはず。
でも、「浮気はするかしないか、相手次第」と諦める前に、心理学の知見に頼ってみませんか?

今回は、プエルトリコ大学の心理学者González-Riveraらによる実証研究「恋愛満足度とSNS上での浮気行動の関係」をもとに、浮気を“されにくい”関係を築くための5つのヒントを紹介します。

ろん太
ろん太

今回は論文をもとにどうしたら浮気を防げるのか解説するよ!

恋愛満足度を高める:浮気の最大の抑止力

この研究で最もはっきり示されたのは、「パートナーに対する満足度が高い人ほど、SNS上でも浮気的な行動を取らない」という事実です。

具体的には:

  • 元恋人にDMを送る
  • 異性と頻繁にプライベートチャットをする
  • 意味深なコメントや絵文字を送る

といった行動が、満足度が低い人ほど多かったのです。

つまり、「浮気」は突然起こるのではなく、心が満たされていないところに“誘惑”が差し込んでくるというわけです。

ろん太
ろん太

普段から不満が溜まっていると、それが”浮気”に繋がるんだね!

SNS上のルールを2人で決めよう

浮気の境界線は、SNS上だとあいまいになりがちです。
たとえば「DMでの雑談」や「元恋人への“いいね”」は、本人にとっては無意識でも、相手から見れば“浮気の一歩手前”に見えることも。

この論文でも、SNSは浮気の温床になりうると指摘されていました。
だからこそ、2人で「SNSの使い方」や「どこまでがOKか」をすり合わせることが重要です。

ろん太
ろん太

どこまでがOKで、どこからが浮気なのか2人でルールを決めておくのが良いかも!

コミュニケーションで“信頼の貯金”を

恋愛における信頼は、最強の浮気予防です。
この研究では、関係に満足しているカップルほど、SNS上でもオープンで誠実なやり取りをしている傾向があることがわかりました。

・相手に秘密にしていることがない
・スマホを隠さない
・既読スルーにならないよう心がける

こうした小さな行動が、「浮気なんてありえない」と思える安心感を育てるのです。

ろん太
ろん太

お互いが信頼し合っている関係というのはとても理想的だよね!

感情と身体のつながりを日々育てる

研究では、「感情的つながりが弱い人ほど、SNSでの浮気的行動が増える」とも報告されています。
つまり、オフラインでの心の絆が弱まると、オンラインで“代わり”を探し始めてしまうのです。

だからこそ大切なのが:

  • 小さなスキンシップ
  • 「ありがとう」の言葉
  • 目を見て話す時間を持つこと

「忙しい」「恥ずかしい」と思わずに、意識的に感情の絆を確認することが、心のすれ違いを防ぎます。

ろん太
ろん太

信頼は日々コツコツ築き上げていくものだし、小さな”キュン”の積み重ねが大きな愛になっていくんだ!

疑うより、満足度を見直す

浮気を疑ってパートナーを責める前に、まず自分たちの関係に目を向けてみてください。
お互いに、今の関係に満足できているでしょうか?

González-Riveraらの研究が教えてくれるのは、浮気は「満たされなさ」のサインである可能性が高いということ。
まずはお互いに「どうすればもっと幸せな関係になれるか」を話し合うことで、“未然に”浮気を防げるかもしれません。

ろん太
ろん太

責めたり厳しくしたところで満足度は上がらないんだ!むしろそんなことをしても関係は悪化していく!お互いが満足する関係性を構築する必要があるよね!

【まとめ】心理的な投資が、浮気を防ぐ鍵

SNSの普及によって、浮気の入り口はかつてよりずっと身近になりました。
けれど、逆に言えば「浮気されにくい関係」を築く方法も、科学的に明らかになってきています。

浮気のリスクをゼロにすることはできませんが、日々の心理的な投資—つまり「満足度」「信頼」「感謝」「対話」—こそが、最大のセーフティネットになるのです。

ろん太
ろん太

信頼というのは、安心、安全、愛情の証なんだ!
皆も信頼できる関係性をパートナーと一緒に作っていこうね!
読んでくれてありがとう!

参考文献

González-Rivera, J. A., Hernández-Gato, N. A., & Vázquez-Ramos, S. M. (2019). Relationship satisfaction and infidelity-related behaviors on social networks. European Journal of Investigation in Health, Psychology and Education, 10(1), 23–32.
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