■ はじめに:
朝からSNS、仕事、家事…
「なにもしなくても疲れている」そんな風に感じたことはありませんか?
それ、慢性ストレスのサインかもしれません。
医学研究によると、ストレスはただの「気分」ではなく、脳の構造やホルモン分泌、睡眠の質にまで影響することがわかっています。
でも安心してください。科学には、ちゃんと「効く」と証明されたストレス対処法があります。
今回は、論文「Geetanjali et al. (2023)」をもとに、実際に心と体が整う4つのリラックス法を、わかりやすくご紹介します。

昔に比べると現在はストレス環境が多すぎるのだ!リラックス法をしっかり取り入れて心も体も健康になろう!
マインドフルネス瞑想:3分から始めよう
「今、ここ」に意識を向けるだけ。
効果:不安・イライラの軽減、集中力アップ、感情コントロール向上
やり方:
- 静かな場所に座る(椅子でもOK)
- 目を閉じて、呼吸にだけ意識を向ける(吸って、吐いて)
- 雑念が浮かんでもOK。気づいたら呼吸に戻すだけ。
ポイント:3分だけでもOK。朝起きた直後や、仕事の合間がおすすめ。

何にもしないでボーっと呼吸に意識を向けるのだ!”何かやらなきゃ”の忙しい世の中から距離を置いて、何もしなくていい世界に身を委ねるのだ!
認知行動法:ネガティブ思考に「つっこみ」を入れる
その「ダメだ」の声、どこから来てる?
効果:ネガティブ思考からの脱却、セルフコントロール力の強化
やり方(簡易版セルフトーク法):
- イライラしたときに、「今、私は何を考えてる?」と自問
- 出てきた思考に「本当にそう?」「証拠はある?」と問いかける
例:「また怒られた→私は無能だ」→「本当に?事実と感情を分けてみよう」

ネガティブな思い込みは、自分が”思い込んでるだけ”って事が沢山あるんだ!
深呼吸と筋肉リラックス:5分の“脱力タイム”
心がギュッとなるとき、体も一緒にこわばっている。
効果:自律神経のバランス調整、入眠・不安対策
やり方(5分間のPMR:漸進的筋弛緩):
- 手をグッと握って5秒キープ → 一気に脱力
- 肩をすくめて5秒 → ストンと落とす
- 顔・お腹・脚も順に同じように繰り返す
- 最後に3回ゆっくり深呼吸(吸って5秒・吐いて5秒)
ポイント:ベッドの上や、緊張が高まった時に。

体が緊張してしまっていると、疲れも取れづらいんだ!
Youtubeで川の流れる音や雨の音を聞きながらでもリラックスしやすいよ!
軽い運動:歩くだけでも「脳のエネルギー」が変わる
「気晴らし」って、実は科学的。
効果:うつ・不安の緩和、自己肯定感アップ、脳の報酬系を活性化
やり方:
- 1日15〜30分、できるだけ自然の中を歩く
- 呼吸に意識を向けたり、景色を見ながらリズムよく歩く
- 通勤を徒歩にする、1駅歩くのも◎
おすすめ:日中の太陽光もメンタルに良い効果あり

ちょっと散歩しに歩きに行こうかな、とか気晴らしついでにスーパーに食材を買いに行くっていうのも良いよね!

おわりに
ストレスは「なくす」ものではなく、「うまく逃がす」もの。
誰でも、どこでも、すぐできるリラックス法を日常に取り入れてみてください。
あなたの明日が、今日より少しだけ穏やかでありますように。

ストレスをうまく緩和しながら心地よい日々を取り戻そう!
読んでくれてありがとう!
引用元(エビデンス)
Geetanjali, A., Wahane, A. S., & Sharma, A. (2023). Exploring Effective Strategies for Stress Management: Enhancing Mental Well-being through Mindfulness, CBT, Exercise, and Relaxation Techniques. Bulletin of Environment, Pharmacology and Life Sciences, 12(5), 345–348.
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